ゴーン被告の“変装保釈”に弘中弁護士「びっくりした」

スポーツ報知

 会社法違反(特別背任)などで起訴された日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(64)が6日に変装した姿で保釈されたことについて、弁護人の弘中惇一郎弁護士が7日、日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)の直撃取材を受け「びっくりした」と語った。

 弘中弁護士は「知人から『なんで変装しているんですか?』とメールで聞かれて何のことか分からず、テレビを見て、びっくりしました。無罪を主張するなら堂々としていればという考え方もあるが、あれはあれでユーモラスじゃないか」と話し、作業服や移動用の車などは「(保釈を担当した)現場の弁護士さんのアイデア」と明かした。

 ゴーン被告は東京・小菅の東京拘置所から保釈された際、作業員姿に白いマスク、青い帽子姿で変装。横付けされた黒のワゴン車に乗り込むと思いきや、その前に止められたスズキのグレーの軽ワゴンに乗り込んだ。

 軽ワゴンの屋根には脚立のようなものが積まれるなど、200人以上の報道陣を見事に欺く“変装保釈”となった。

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