神木隆之介主演映画「フォルトゥナの瞳」大ヒット御礼、将来は芝居のレッスンの先生！？

　俳優の神木隆之介（２５）が７日、東京・ＴＯＨＯシネマズ日比谷で主演映画「フォルトゥナの瞳」（三木孝浩監督）の大ヒット御礼舞台あいさつを行った。

　高校または大学卒業後、就職して定年を迎えるまで４０年ほどだが、２０年以上のキャリアを誇る神木は「４２、４３歳ぐらいで（一般的な）定年に到達する」と告白。「（将来について）そこで１回考えようと思う。不安定な職業なんで、（将来）本当にどうなるか分からないじゃないですか？　うす～くですよ。うす～く考えています」と話した。

　具体的にやってみたい職業については、芝居のレッスンの先生。「楽しそうだなと思う。自分の所属事務所（のアミューズ）のために力になれたらなと思います」。漠然とだが、興味があることを明かしら。

　作家・百田尚樹氏の同名小説が原作。「死を目前にした人間が透けて見える」（フォルトゥナの瞳）という不思議な能力を持った男（神木）が、大切な人の死の運命が見えた時、何を選択するか―を描く。

　公開から２０日間で、観客動員７５万人を突破し、神木は「ありがたいですね。一生懸命に作った作品なので、見ていただけるのは光栄です」としみじみ。「公開されたら皆さんの作品になる。この映画も、皆さんの心の中に残っていく作品に、もっともっとなったらいいなと思います」。舞台あいさつ後、来場者一人ひとりのお見送りを行った。