堀江貴文氏、ゴーン被告の“変装保釈”は「ビビッてた」から 弁護人交代には「さすが」

スポーツ報知
堀江貴文氏

 ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(46)が8日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・後5時)に生出演し、日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告(64)の保釈について、自分の経験をまじえながら解説した。

 証取法違反事件で拘留、保釈された経験がある堀江氏は、ゴーン被告が作業服などで変装したまま東京拘置所から出てきた理由について「いきなり捕まって、いきなり東京拘置所に100日間もいたから、たぶん、結構ビビッてたんだと思う」と見解を述べた。

 「ゴーンさんって、プライベートジェットでフランスかなんかから(羽田空港に)着いたところで、いきなり捕まったんですよ、何の前触れもなく。僕の場合は強制捜査が1回、会社に入ってからだから、僕は(すぐには)捕まってない。1週間ぐらい(逮捕を)延ばしてた。おまえは絶対捕まるから準備はしとけよと言われてたんで、僕はちゃんと準備をして中に入った」と、自分のほうがゴーン被告より時間的な余裕があったことを強調した。

 ゴーン被告が「ビビッていた」背景についても、「ヘリがバンバン飛んでるし、報道陣はいるわ、ヤジウマはいるわで、いきなり出てきて何か言ってくれとか言われてもできない」と説明。「僕は一応、出てきて頭下げろって言われたんで頭下げた。お騒がせしましたって。このあと確かヘリ13機。東京拘置所で史上最大だと思う。ぐるぐる上を回ってて、マスコミの車が十何台か、あとバイクが数台。で、追跡される」と、ここでも自分のケースを振り返った。

 さらにゴーン被告の弁護人が交代したことにも触れ「(当初の弁護人だった)大鶴(基成弁護士)って、僕が捕まったときの特捜部長です。そいつが引退して弁護士になって…。これ、マッチポンプなんです。古巣が捕まえた奴を弁護して、それで何億円も入ってくるから。そういうのを早々にやめて『無罪請負人』ていわれる弘中(惇一郎弁護士)さんともう1人いる、こういう人たちにコンバートできたって、さすがだなと思う」と独自の見方を示した。

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