森田千葉県知事、ベトナム首相と会談 連携強化を約束

スポーツ報知

 千葉県の森田健作知事(69)は14日(現地時間)、訪問中のベトナムでフック首相(64)と会談し、人材交流、経済・観光分野で協力していくことを確認した。県で働く外国人5万4000人のうち1万4000人がベトナム人で、森田氏は不足する介護人材などを確保するため、政府首脳らとの会談している。

 ほかに労働・傷病兵・社会問題省を訪問し、ドアン・マウ・ディエップ副大臣とも会談。森田氏が「ベトナムの方は真面目で勤勉ありとても評判がいい。安心して働いてもらえるよう支援したい」と伝えると、副大臣は「優秀な若者を送り出しながら、千葉県との交流を推進していきたい」と応じた。

 15日は、県独自の留学生受け入れプログラムに参加する現地の日本語学校5校と事業協定を締結し、16日に帰国する予定。森田氏は人手不足が深刻化する中、「国がやる前に地方がやる」などと意気込んでいた。

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