2020パラ聖火トーチは「桜ピンク」 初対面の3人1組でリレー

スポーツ報知
聖火トーチを持つ(左から)オリンピアンの池田信太郎氏、森喜朗会長、パラリンピアンの田口亜希氏

 東京五輪・パラリンピック大会組織委は25日、都内でパラリンピック聖火リレーの概要を発表した。

 初披露となったトーチのモチーフは、すでに発表されている五輪トーチと同じ「桜」。「パラリンピックの4つの価値」と定められている「勇気」「強い意志」「インスピレーション」「公平」の言葉が点字で柄の部分に入る。色は、五輪用の「桜ゴールド」よりやや赤みがかっった「桜ピンク」。デザインした吉岡徳仁さん(52)は「パラがどういう色かな考えたとき、やや暖かみがあるような光になればという思いを込めた」と理由を説明した。

 また、パラ聖火は原則的に3人1組、しかも「初めて出会う3人」がチームになってリレーを行うことも発表された。具体的なランナーの選考基準・方法などについては19年秋に決定。リレーは五輪終了後の2020年8月13日からパラ開幕の同25日まで実施される。

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