【阪神】23年ぶり本拠地で3試合連続の中止 観客動員2年連続300万絶望的に

スポーツ報知
選手たちに声をかける金本監督

 阪神は7日のDeNA戦(甲子園)が天候不良のため中止となり、95年以来、23年ぶりに本拠地で3試合連続の中止となった。昨季は甲子園の雨天中止は5試合だったが、今季は9度目。観客4万5000人以上が見込まれた土曜のナイターを流し、球団が目標とする2年連続の観客動員300万人(昨季7年ぶりに達成)は絶望的な状況となった。

 「(代替試合が)後ろ(9、10月)に回ると、それだけ消化試合になる可能性が高い」と球団関係者が嘆いた。今季は交流戦期間中の中止の振り替え2試合が、計4万9314人しか集まらなかった。主催39試合で161万177人。今後、京セラD開催分の5試合を全て最大収容で計算しても、甲子園の残り27試合で平均4万4692人(今季の平均は4万2109人)を集めないと、300万に届かない。

 ビジターを含めて今季12度目の中止で、金本監督も「もう、聞くこともないやろ。オレもしゃべることない」とうんざり顔だった。

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