【楽天】新主将の銀次が連日の早出特打ち 「金森理論」習得にチャレンジ

スポーツ報知
朝から特打で打ち込む銀次

 今季から主将に就任した楽天・銀次内野手(30)が3日、久米島キャンプで連日の早出特打ちを敢行。金森打撃チーフコーチが提唱する「金森理論」の習得に励んでいる。

 「金森理論」とは、ボールを引きつけて、腰を中心とした下半身主導でスイングする打法。脇を締めて腕を伸ばさずに打つことで、打球に多くの力を伝えられるだけでなく、ボール球を見極めやすく、好球必打が可能になる。西武コーチ時代に和田、カブレラら、ダイエー時代には井口、城島ら、ロッテ時代にも井口、西岡ら、スラッガーだけでなく好打者タイプまで、数々の一流打者を育てている。

 この日も、室内練習場でボールをじっくりと引きつけて打ち返すことを繰り返した銀次は「こういう打ち方もあるんだということを教わってるところです。これを教わることで、自分の引き出しも増えるし、レベルアップもできるはず。自分の打ち方と、金森さんの打ち方をミックスして、よりよいバッティングを作り上げれば」と話し、足早にメイン球場に移動。全体練習の開始に備えた。

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