【巨人】内海、4年ぶり完封に「もうできないと思っていたんでうれしいっす」

スポーツ報知
完封勝利を挙げ、野手陣とタッチを交わす内海(中央)(カメラ・相川 和寛)

◆DeNA0―6巨人(31日・横浜)

 巨人・内海哲也投手(36)が31日のDeNA戦(横浜)で被安打6の完封勝利を挙げた。

 2014年9月12日のDeNA戦(東京ドーム)以来、4年ぶりの完封に内海は「いやあ、もう最高です。(完封は)もうできないと思っていたんでうれしいっす」と笑顔で答えた。

 2回の2死満塁、5回の1死二、三塁のピンチも冷静なピッチングでホームを踏ませなかった。最後の瞬間を問われると「いやあ、もう終わったって感じですね」。

 淡々と投げ続けた130球にベテランの技が光った。「右バッターも左バッターもインコースを投げ切れたのでそのおかげだと思う」と話した。8回を終えベンチでは斎藤投手コーチと話し合い続投を志願。「行けるか? と聞かれたので行かせてくださいと言いました」。

 プロ15年目のベテラン左腕は毎日が背水の陣だ。「毎試合、毎試合最後という気持ちで投げている。ファームにいいピッチャーがいっぱいいるんで、ダメだったら2軍という気持ちでいる」。

 これで通算132勝、言葉とは裏腹に簡単に今のポジションを若手に渡すつもりはない。

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