【巨人】ドラ2・増田陸、寮の食事に感激「刺し身が出てくるなんて…」

スポーツ報知
正力松太郎氏のレリーフの前でポーズをとる増田陸

 巨人の育成を含む新人10選手が21日、ジャイアンツ寮とジャイアンツ球場を見学した。ドラフト2位の明秀学園日立高・増田陸内野手(18)は、充実した施設に触れ目標を新たにした。

 G球場の充実した設備に、増田は驚きを隠さなかった。室内練習場やクラブハウスの見学を終えると、声を弾ませた。「すごい環境。野球を極められるんじゃないかなと思います。(寮に)プールがあることもすごい」。そして、最大の喜びは、球場視察前に食べたジャイアンツ寮の食事。「寮で、あんなにおいしいご飯が出てくるのがすごい。ステーキと刺し身を食べました。刺し身が出てくるなんて…」。早くも、胃袋ごとわしづかみにされたようだ。

 とはいえ、G球場やジャイアンツ寮といえば主に2軍や3軍の選手が使用する施設。長居するつもりはない。今年はドラフト1位の高橋を除き、育成指名も含めた全9選手が高校生ということもあり「同い年だし、ライバル心をもってやっていきたいです」と力を込めた。

 明秀学園日立高では、光星学院(現八戸学院光星)高監督時代に坂本勇を育てた金沢成奉監督のもとで特訓した。1年目に1軍デビューし、2年目からレギュラーに定着した兄弟子のように、いち早く主戦場を東京Dに移すつもりだ。(尾形 圭亮)

 ◆増田 陸(ますだ・りく)2000年6月17日、大阪市此花区生まれ。18歳。春日出中では大阪福島シニアに所属し、早実・野村大樹(ソフトバンク3位指名)らとチームメート。明秀学園日立高では1年秋から遊撃のレギュラー。今春センバツでは1番打者として16強入りに貢献。178センチ、80キロ。右投右打。

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