2025年12月3日10時00分 スポーツ報知
東京・両国の東京都江戸東京博物館(江戸博)のリニューアルオープンが来年2026年3月31日(火)になることが3日までに、発表された。2022年4月から大規模改修工事のため長期休館。約4年ぶりのリニューアルオープン100日前を記念して12月18日から21日までの4日間、JR両国駅にある「幻のホーム」と呼ばれる3番線ホームで特別限定イベントを開催。見て触れて食べて楽しめる参加無料の内容で、江戸博リニューアルに向けて盛り上がっていきそうだ。
26年3月31日リニューアルオープンする江戸博の見どころの1つは服部時計店の原寸大再現。明治時代の銀座の象徴建造物をよみがえる
4年ぶりにリニューアルオープンする江戸博で両国のまちが変わる!?
国技館の真横に位置する独特な建築デザインが目を引く江戸博。約4年の時を経てリニューアルする見どころは、まず大型模型の新設。史実に基づく形でこれまであった朝野新聞社を建て替え、明治の銀座の象徴とも言える服部時計店を原寸大で再現、明治以降の東京ゾーンへと入っていく形になる。館内外の空間デザインは世界的な建築家である重松象平氏が監修し、3階ひろばでは約4000平方メートルの天井面と柱面に収蔵資料等がダイナミックに投影される。東側と西側のアプローチ部分には展示への期待感を高められる工作物も新設される。
JR両国駅の「幻の3番線ホーム」で12月18日から4日間行われる100日前記念イベントも内容満載だ。ふだんは使用されていないホームで江戸を感じる鴨南蛮が数量限定で振舞われ、和傘イルミネーションや江戸屋台や江戸遊びを見て触れて体感、記念ノベルティのプレゼントも。駅構内立ち入りの入場券または乗車券は別途必要になるが、参加無料になっている。
3階ひろばでは約4000平方メートルの天井面と柱面に収蔵資料等がダイナミックに投影される
リニューアルリニューアルオープンに向けて今後も様々なイベントなどが予定されており、江戸博の新たな見どころなども随時リリースされていく。特設サイト「まだかなえどはく」でも更新、公開される。