内定者座談会

 2019年4月に入社する内定者の方々に、就職活動のこと、スポーツ新聞社を選んだ理由、これからのことなどを話していただきました。就活を行うみなさんへのヒントが詰まっていると思います。よろしければ参考にしてください。

内定者(2019年4月1日入社予定)一覧

池崎幹太(法学部法律学科)
奥津友希乃(法学部新聞学科)
小田原実穂(経済学部経営法学科)
坂口愛澄(文化情報学部文化情報学科)
竹内夏紀(理学部数学科)
竹内雄飛(文理学部地理学科)
東京本社

新聞社(マスコミ)を希望した時期、理由を教えて下さい。

竹内雄飛

僕は部活(サッカー部)があって、就活を意識したのは3年生の2月後半になってから。卒業後、サッカーを続けるという選択肢もあったので早くはなかったですね。そのころ先輩にスポーツ新聞社で働いている人を紹介してもらって「やりがいのある仕事で楽しいよ」という話しを聞いて興味を持ちました。

小田原実穂

私は、始めた頃はマスコミのことは考えていなかったのですが、大好きなジャイアンツに関わる仕事につきたいなと。私も部活(バスケットボール)を続けていて。巨人ファンの両親がコンビニでよく報知新聞を買ってきていました。新聞を通して報知は身近な会社だったから、志望するようになりました。子供の頃は報知新聞だけがスポーツ新聞だと思い込んでいました。あとは月刊ジャイアンツを中学生の頃から集めていて、この雑誌に少しでも関わりたいと思ったのも理由のひとつです。

坂口愛澄

私はマスコミ志望で、最初はテレビ局志望でした。3年生の夏、弟が甲子園に出て、地方大会の決勝戦の写真が報知に掲載されて印象に残っていて。新聞記者が取材する姿を何度も見て、テレビと違う良さがあると思い始めました。その後報知のインターンシップに参加して野球だけではなく、芸能分野や、例えば事業部でも新聞づくり、新聞社の仕事に携われることを実感して報知新聞を受けたいなと思うようになりました。

竹内夏紀

僕は東京ドームでボールボーイをやっていて、2017年のWBC(ワールドベースボールクラシック)を目の前で見たのが大きかったです。選手の緊張が伝わってきて、侍ジャパンが勝ったときの感動はすさまじいものがありました。選手との距離の近さは新聞記者と似ているなと。報知を選んだ理由は、ボールボーイは(選手の記録達成時に)記念ボールを手渡す役目があって、その記録情報は新聞でチェックしていました。巨人の情報はやっぱり報知新聞で確認していたので。

奥津友希乃

私は小学生くらいのときからずっと新聞記者になりたいと思っていました。祖父が新聞社で働いていたから、身近な職業でもあったし、憧れの仕事でした。大学も新聞学科に進んで自然な流れでマスコミ、新聞社を志しました。記者になれればどこでも、と考えていて、社会問題を扱う一般紙の記者に憧れていました。リベラルであるとか、忖度ジャーナリズムとか、ジャーナリズムには常に難しさがつきまとうけど、もっと普遍的なことを取材したいなと思うようになりました。高校までバスケットボールをやっていて、子供も女性もみんなが楽しめるのがスポーツで、そういうことを扱えるのはすごくいいなと思って、大学に入ってからスポーツ新聞を読み始めました。なぜか報知新聞をよく読んでいて、どうしてだろうと考えたら、アダルト紙面がないことでした。スポーツは子供も女性もみんなが楽しむものなのに、アダルト紙面があると楽しめない。そういう理念っていいなと思って報知新聞を志望するようになりました。

池崎幹太

深いね。

竹内雄飛

一番深かった。

池崎幹太

僕は乃木坂46の握手会に行って芸能人がかわいくて、マスコミに憧れたというところがスタートです。周囲にはマスコミで働く先輩が少なかったが、大学で募集していた2週間のインターンシップがあって参加しました。話すのが好きだったので記者よりは営業を志望していました。新聞社の販売に行ったときにすごく楽しくて。売っている人、配っている人にも実際に会えた。新聞の販売は読んでくれる人の顔が見えるという印象を持った。色々な新聞社のインターンに参加しました。

就活対策は行いましたか。どんな対策? 役に立ちましたか?

池崎幹太

3月から始めた二人はどんな対策をしたの?

竹内雄飛

どこを受けるにしても勉強が必須だと思っていた。空いている時間でひたすらSPIなどの筆記対策をしていた。漢字が読めないとダメだから読書、ニュースに疎くてもダメだからテレビのニュースに集中するとか。先輩にも会ってたくさん話を聞いた。体育会学生として勝負するには面接でどうアピールしたらいいかとか。

小田原実穂

私も部活をやっていたので、勉強する時間がなかったけど空き時間にテストセンターの対策勉強は少しずつやっていた。作文は自信がなかったけど、新聞社を受けるならコラムを読むといいと教わって、様々な新聞社のコラムを読むようになった。新聞を読んで情報収集すると同時に、コラムを読んで作文対策をしていた。ネットでも公開しているものや、それ以外は大学の図書館でもよく読みました。

坂口愛澄

私は報知に入りたいという気持ちが強かったので、曜日ごとに、報知と他のスポーツ紙を買って、読み比べを。読んでいくと違いが少しずつ見えてきて、面接でそれを伝えたいなと思うように。自分だったらこういう連載が書きたい、読みたいと考えるようになった。例えばプロ野球の2軍の原稿って小さくしか載っていないから、毎日もっと読みたい、載せたらいいのではとか。気づいたことを『報知ノート』を作って書いていた。項目が増えていくと自信につながりました。

竹内夏紀

僕は行きたいと思った企業にはインターンシップに行ったり、行きたい会社の社員の方が話す講演会に行ったり。報知新聞社が主催していた元巨人軍の鈴木尚広さんのトークショーを聞いたことも。

竹内雄飛

アグレッシブだね。確かに会社の中身を知るにはもってこいかも。

竹内夏紀

難しく考えずに自分も楽しみながら学ぶという感じ。ES(エントリーシート)対策にもなる。

竹内雄飛

面接でもエピソードとして話せる。

竹内夏紀

あとはみんなと繰り返しになるけど、報知と他の新聞の読み比べ、比較はしていた。他と違うところはどこかと考えて読んでいました。

奥津友希乃

たくさんの職業の中で、なぜ記者になりたいのか。たくさん企業がある中で、なぜ報知なのか。その2つが大事だと考えていました。自分で考えて、それを友達にアウトプットして、思いを再確認して、緩やかに意志を固めていった感じかな。なぜ報知なのかは、ノート作りまではしなかったけど、やっぱり新聞を読み比べた結果かな。

池崎幹太

インターンシップに参加したところは面接が受けやすかった。参加していない企業の面接のときは、なぜこの会社に? という質問にすごく応えづらかった。あと対策という意味ではインターンシップでとにかく友達を作ったこと。それが就活で一番大きかったです。他大学の学生とは意外に交流が無い。大阪と東京では情報量に差を感じることも。だから友人を増やして差を埋めていった感じです。

小田原実穂

今の話を聞いて、そういう友人がいることって大事だな、と思いました。私も東京に出てくること自体が少ないので情報量の差は感じていました。不安で仕方がなかった。面接で何を聞かれても大丈夫なように、企業研究に打ち込んでいました。マスコミ受験者の友人が身近にいたわけではなかったから、それくらいしか対応策がなくて。

池崎幹太

マスコミ系の企業に就職している先輩や友人が少ないと感じたら、自分から仲間を作ったほうがいいと思います。

就活中にこれだけは手放せなかったというアイテムは。

池崎幹太

選考に臨む前は必ず、奮い立つ音楽を選考直前まで聴いていました。会社に入るときは失礼に当たるので、直前にイヤホンを外すくらいギリギリまで。

竹内雄飛

音楽っていいね。ガチガチに緊張するよりは、落ち着いていいかもね。普段通りの自分に戻れる。面接の前は逆に何も考えないようにしていた。無事にいけばいいや、くらいに開き直っていた。だからあまり緊張もしなかったかな。

池崎幹太

あとは、その日の新聞。

一同

あ! 新聞だ。それは大事。

池崎幹太

もし面接で聞かれたとしても、その日の紙面について自分なりに話せるようにしていたかな。紙面の全てについて語るわけではなくて、自分の得意なところだけでも話せるようにしておくのが大事かも。仮にサッカーに詳しくないのに、サッカーを語っても突っ込まれたら、なかなか会話が続かない。

竹内夏紀

そうそう、本当に読んできたのか? と思われるのは損だしね。

学生時代に力をいれたことは

竹内雄飛

サッカーです。

池崎幹太

体育会は言いやすいよね。アルバイト経験は?

竹内夏紀

ボールボーイのことは話す機会が多かったかな。簡単そうに見えて実はとても難しくて厳しい。選手にもぶつからない、ボールにもぶつからない、試合も止めないというのが基本。お客さんへの配慮で目立たないようにしないといけないとか。一塁へレガースを取りに行くことがあるけど、ベンチ横から走者を撮影しているため、自分が対角線上に入らない(選手を隠してしまうことがあるため)とか。見ている人のことを考えて動かないといけない。考えに考えて動いているということを説明すると興味を持ってくれて話がしやすかったです。

坂口愛澄

私は文章を書くのがとても好きで、以前から何か出来事があったら自分で作文を書いていた。その中からうまくできたものは実は新聞社に投稿もしていた。

一同

投稿!? すごいね。

坂口愛澄

たくさん出しても1回掲載されるかどうかだったけど、その1回の反響がすごかった。顔は分からないけど自分の書いた文章を読んで、手紙を送ってきてくれて『泣きました』や『暗記するまで読みました』など感想がすごく心に残っていた。記者になったらそれが毎日できる。しかも桁違いの読者の方が見てくれることになる。新聞社を受けるにあたって、作文ではあるけど、3年間書いてきたことは役に立ったかなと感じています。

一同

う~ん、すごいね。その話を聞いたら採用したい。

奥津友希乃

私は大学で部活もサークルもやってなくて焦りがあった。所属する大学では学部ごとにキャンパスが分かれているので、所属する学部以外の人との出会いや接点がゼロ。だから他大学の大学院に行くことにして、ダブルスクールでメディアのこと、ジャーナリズムのことを勉強し始めました。自分が関心を持てる領域を広げるために色々な人の話を聞きました。報知の面接でも沖縄の基地問題のことや若者の貧困問題など研究していたことを、スポーツとは関係のないことだけどたくさん話して、面接官の方にも聞いてもらっていました。

一同

ダブルスクールってそもそもどうやって?

奥津友希乃

大学と他大学の大学院が近くて歩いていける距離だったので。院だから、夕方から午後8時30分くらいまでの時間帯に授業があるから両方とも通えました。テレビ局や新聞社で働く方が非常勤講師をしていて、話を聞く機会もたくさんできました。

報知新聞社の採用で印象に残っていることは?

竹内雄飛

面接終了後にマンツーマンで話を聞いてくれるのはこの会社だけだった。面接で失敗したなと思っても、少し話しを聞いてもらうだけで気持ちを切り替えることができるのはすごく大きいです。

小田原実穂

面接も「かたい」質問ではなく、雑談から入って緊張をほぐそうとしてくれるという印象が強いです。話しやすくて「やわらかい」面接だったと思います。

一同

いや、やわらかくない、優しくない(笑)。一次は優しく聞いてくれたけど、次の面接から急に面接官が増えてハードルが急に上がった。

竹内夏紀

確かに1回目と2回目の差は大きかった。

竹内雄飛

大きな部屋にポツンと一人だけ座って面接をした印象が残っています。終わった瞬間はめちゃくちゃ怖かった(笑)。でも、きちんと聞いてもらえたと思う。

小田原実穂

あらかじめ面接官が何人と分っていれば心の準備はできたかな。

竹内雄飛

いや逆に、ぶっつけ本番のほうが良かったかも。そのほうが素の自分が出る。

小田原実穂

予想していなかった人数の面接官が目の前に現れて、そのときの対応力を見られているのかな。

坂口愛澄

確かにそれはあるかも。

竹内雄飛

消極的になるのか、逆に変わらないのか。人柄が出るね。あと、グループワークは楽しかった。

坂口愛澄

私もグループワークは楽しいというか、面接と違って他の学生と一緒なので、周りからすごい刺激を受けることができたと感じました。

奥津友希乃

私はどこを見られているのか分からなくて。手応えもないし、可もなく不可もなく、でした。対策を立てることができなくて、採用側としては素の姿を見たいのかなとは思いました。あれで落ちていたらモヤモヤした感じが残っていたと思います。

竹内雄飛

アピールの仕方が難しい。

奥津友希乃

難しいよね。

竹内雄飛

グループの中にはすごいまとめ上手な人がいたり、そうじゃなかったり。どれくらい出しゃばっていいのか。中のメンバーと共感できたらいいけど。

奥津友希乃

確かに。

竹内雄飛

でも楽しいって思えたということはたぶん、通過できるのかなと思う。自分のときは笑いながらやって、ちょっとふざけすぎて落ちちゃうのではと思うくらい話していた。

報知新聞社に入社を決めた理由を教えて下さい。

小田原実穂

報知の内定が一番早くて、部活をやっている分、早く部活に専念したかった。早くて第一志望だったからです。

竹内雄飛

確かに部活があったのでそれはあるね。早い方がいいです。あとは企業理念で「個性を大切にします」と書いてあって、自分でも活躍できるチャンスがあるのではないかと考えました。

奥津友希乃

私は、多くの内定者の中の一人ではなく、自分という人間をしっかり見てくれた上でとってくれたと自分で感じることができたのがすごく大きかったです。インターンに参加した報知では、自分がなぜ記者になりたいのかということを色々な社員の方に聞いてもらっていたし、一番、理解してくれていると感じていました。

竹内雄飛

話を聞いてもらえるというのは大事だと思います。最終面接もプレッシャーをかけられることもなく、絶対に来いよっていう圧迫感もなかったので。

池崎幹太

内定通知の電話もかなり長く、評価ポイント、理由を話してもらえたことが強く印象に残っています。その上で「一緒に働きたい」と話していただいて、しかもそれが初めての内定通知だったこともあって、余計に。大学3年生の8月から1年近く就活を続けてきて、これだけ言っていただけるのであればもうここしかないと。安堵感いっぱいだった。

奥津友希乃

人柄を見てくれている、という感じはずっとありました。

小田原実穂

ただ内定と言われるだけじゃなくて、最終までの道のりのなかで、ここがよかったと明確な理由まで教えてもらえて、素直に嬉しかったです。

坂口愛澄

色々な企業を見てきても、受かるか受からないかは別にして、一人の学生に対してここまでサポートしてくれる会社は無かった。合否はどうあれ自分は成長できたという思いが強くて、この会社に入りたいという一因になった。

竹内夏紀

好きな巨人という球団に関われるかもしれないからというのが大きいです。最終面接を終えて、報知に行きたいという気持ちがすごく強かったことを覚えています。

就活生にメッセージをお願いします。

竹内雄飛

メンタル論になりますが、どうやって自分をアピールしようかと思ったときに、気持ちをきちんと作って本気でぶつかっていかないとダメだと思いました。スポーツと一緒だと思います。表向きの薄っぺらな気持ちだと面接官から見抜かれてしまう。本気で絶対にこの会社に入りたいという気持ちを伝えないといけないと思っていました。

竹内夏紀

面接官が多くて驚いたけど、そんなときこそ余裕ぶると冷静になれるというか。あとは理学部数学科で勉強はしたけど、それでやりたいことの範囲を自分で狭めるのではなく、やりたいことを目指してやることが大事だと思います。理系だからとか数学科だからとかは関係ないですね。

竹内雄飛

関係ないよね。やりたいことを貫いて、そこを目指したほうが絶対いい。

小田原実穂

この会社に入りたいという情熱が大事だと思います。面接では個人のことをじっくり引き出そうとしてくれるので、本当の自分をしっかりと伝えるということが大事だと感じました。

坂口愛澄

報知に入りたいと思うなら、新聞を読むことは絶対に欠かせないです。読むことで就活のヒントになることがたくさん隠れていたように思います。少しでも自信になるものをどんどんインプットしていくことはすごく大事です。

奥津友希乃

私は2つあります。1つ目は少しでも興味がある人は簡単に諦めないで新聞社を目指して欲しいと思います。頭がよくないとダメだとか考えずに、挑戦することは価値のあることだと思うので、あまり構えずに飛び込んでみたらいいと思います。2つ目は、就活を始めたときはいい仕事をするのがゴールだと思っていたけど、進めていくうちに面接に落ちたり、周囲が内定をもらい始めたりして、内定を取ることがゴールになる時期がありました。視野が狭くなっていたのだと思いますが、内定をもらうのはスタートラインに立っただけでゴールはもっと先にあると思います。例えば会社で出会った人の中で、こういう人と仕事がしたいなと感じることもとても重要なことだと思います。自分がどこのゴールに向かっているのかを考えることは大事なことだと思います。

池崎幹太

諦めずに思い続けることが大事だと思います。僕は続ける自信をもつために、就活中もやりたいと思ったことは全部やってみました。大学のテストがあるときも競馬のレースが見たいと思ったら名古屋まで往復8時間かけて見に行ったり、可能性があると思った会社のインターンは全て申し込んだり。近所の新聞販売店に電話して、新聞社を志望していることを説明して、色々なことを教えてもらったり、実際に店に行って話を聞かせてもらったり。伝わる会社は絶対にあると思っていて、実際に報知から内定をもらうことができました。悩んでいる人はとりあえずやってみて、合わなかったらやめたらいいし、最後まで頑張れば結果はついてくると思います。

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