自家焙煎珈琲楽しめる店が区内に多数

2025年5月11日8時00分 スポーツ報知

 コーヒーフェスには店舗を構えていない日本最大級のコーヒー専門ECサイトHeirroomが24年春から出店。区内には他にも自家焙煎珈琲を楽しめるお店が多数ある。

 元すみ珈連加盟で今春もコーヒーフェス出店の松崎珈琲(台東区根岸3の13の1)のあった緑1の14の9にはSQUARE COFFEE ROASTER。「良心焙煎」がモットーのサンシャイン ステイト エスプレッソ(本所1の34の7)は豊富な豆が店内にズラリと並び、店主との会話も楽しい。4月14日オープンのMountain Mover Cafe(MMC=亀沢2の10の7)は中国雲南省の希少豆を楽しめる。他にも百花珈琲(東向島3の15の24)やLeaves Coffee Roasters(本所1の8の8)、Cloud Coffee Roasters(錦糸2の3の2)、金星珈琲(吾妻橋1の22の5)など。

 自家焙煎豆の購入なら創業50年の渋谷珈琲(太平2の14の7)。BEANS珈琲(石原3の16の4)は直火焙煎で提供。老舗ウォータードリップメーカー「オージ」のOGRoaster(向島2の19の12)では試飲した上で購入可能、納得の一杯にめぐり会える。カフェ・ボンフィーノ本店(亀沢3の22の1)はブラジル直送の自家農園豆を用意。他にもmacchinetta coffee PIERROT(立花1の12の3の101)などがある。

◆コーヒーかす肥料化で配布
 〇…排出されたコーヒーかすの一部を回収して有機肥料化、区内の緑化事業や教育機関等へ無償配布して活用する「すみだコーヒーかすアップサイクルプロジェクト」も進行中。コーヒーかすの消臭効果と有機肥料の鶏糞を掛け合わせる特殊技術で実現。ごみやCO2排出の削減、SDGs啓発活動にもつなげる。コーヒーかすと間伐材の木粉、リサイクルプロピレンを原料にcoffeeloopカップも商品化、地域のサーキュラーエコノミー(循環経済)を目指している。

◆報知仲間入り
 〇…春のコーヒーフェスは2月23日(日)に「第32回そよかぜつながるフェス」として開催。そよかぜつながるフェスは、墨田区観光協会と墨田区商店街連合会による実行委員会が主体で区が後援。隅田公園そよ風ひろばで毎月1回1日、様々なジャンルのイベントを実施し、コーヒーフェスは2月恒例で定着。3~4月は「春のそよかぜつながるフェス」として約4週間行われ、令和6年(第19回)東京商店街準グランプリの受賞イベントに。“オールすみだ”の取り組みとして報知新聞社も今年度から「フェス応援団」(後援)に入った。

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