版画イラストレーター・森英二郎さん『木版画イラスト入門』、よみカル錦糸町で開講!

地域紙「すみだ報知」1面描き下ろし&執筆コラムで人気

2025年5月28日10時00分 スポーツ報知

 版画イラストレーター・森英二郎さんによる『木版画イラストレーション入門』講座が「よみうりカルチャー錦糸町」で7月から開講することになった。森さんは本の挿画や挿絵を中心に、日本では珍しい「版画イラスト」の分野で活躍。東京・墨田区の地域コミュニティー季刊紙「すみだ報知」(報知新聞社発行)の1面を描き下ろしており、執筆コラムも人気。森さんが木版画でイラストを描く技法を講座でレクチャーするのは初めてで、貴重な機会となる。
 
 木版画は、描いた下絵をトレースして裏返し、カーボン紙をはさんで版木に写し、墨汁を塗ったスミ版を製作。彫り始めて、出来上がったら色をのせ、和紙を置いてバレンで刷って完成させるのが基本的な工程。講座では道具の使い方、単色から多色刷りまで、森さんが分かりやすくお手本を示しながらの内容になる。


 開講を前に行われた体験会では、参加者が思い思いに描いたイラストを木版に写して彫り込み、約2時間で木版画によるオリジナルイラストは完成。それを「暑中見舞いはがき」にして版画イラストの世界を楽しんだ。


 講座は7月5日に開講。第1、3、5の隔週土曜日、各10時~12時。教室はJR錦糸町西口隣接ビル「テルミナ」6階で、受講申込は随時受付。問い合わせは、よみうりカルチャー錦糸町(03・5625・2131)まで。
 
地域紙「すみだ報知」の1面も描き下ろしている森さんは「版画イラスト」の分野では第一人者 地域紙「すみだ報知」の1面も描き下ろしている森さんは「版画イラスト」の分野では第一人者

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