墨田区在住、注目の女流講談師・田辺いちか講談会、“語りの芸術”で聴衆魅了!10月から「真打昇進披露」興行、11・5は林家あんこも登場!

2026年7月1日17時00分 スポーツ報知

今秋に真打昇進する注目の女性講談師・田辺いちか 今秋に真打昇進する注目の女性講談師・田辺いちか
 今秋に真打昇進する注目の女性講談師・田辺いちかが30日、東京・浅草公会堂和室で関係者向けの講談会「田辺いちかを聴いてもらう会」を行い、得意とする演目「山内一豊の妻」と「曲馬団(きょくばだん)の女」を披露した。

 

 2014年に田辺一邑(いちゆう)に入門。田辺一鶴の孫弟子として19年3月に二ツ目昇進、入門から12年の速さで今秋の真打ち昇進が内定している。NHKラジオFM「朗読の世界」にも出演するなど、講談ファンの間でも高い評価と人気のある若手実力派の1人で、8月3日の紀伊國屋ホールでの独演会は既にチケット完売するほど。この日も、表情豊かな演技と抑揚の効いた熱い話芸で聴衆を魅了した。

 

 口演後には放送作家の和田尚久さんとのトークも行われ、和田さんは「個人的にはいちかさんの『曲馬団の女』は最高傑作。清楚でお上品に見える方なのに、あの話に出てくる悪女っぽいところが、いいあんばいに出てくる。本当に素晴らしい」と絶賛。さらに「野球でも相撲でも1つの時代に2人のすごい人がいるべきで、それがいいバランスになる。今の講談界では神田伯山と田辺いちかだと思っている」と話すと、すかさず「それはやめた方が。…殺される!」といちかが返し、笑いを誘った。

 

 講談はまさに“語りの芸術”。田辺いちかの魅力の1つは変幻自在な表情と声になるが、本人は「声が勝手にどんどん変わっていってしまうのは自分の欠点」とも。趣味は講談に出てくる著名人の「お墓参り」という一面も持つ。10月から真打昇進披露興行が始まり、11月からは「いちか6DAYS」口演を6日間行う。11月4日から3日間、同12日から2日間は東京・南大塚ホール、最終日となる同14日は有楽町朝日ホールでそれぞれ開催。

 

 来年3月に真打を控える落語家の林家あんこのほか、春風亭一花、同じ講談師の宝井琴鶴、一龍斎貞鏡、二ツ目の神田紅純ら女流噺(はなし)家に加え、師匠の田辺一邑はもちろん神田伯山、神田愛山、宝井琴調、落語界からも柳家喬太郎、春風亭一之輔、古今亭菊之丞らそうそうたる顔ぶれが集まる。既にチケット完売日もあるほかは現在発売している。

表情豊かな演技と抑揚の効いた熱い話芸で聴衆を魅了 表情豊かな演技と抑揚の効いた熱い話芸で聴衆を魅了

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