【すみだトリビア】両国駅旧駅舎 ~ 鉄道と舟運の中継地で物流の拠点

2026年1月15日11時00分 スポーツ報知

撮影・報知新聞社写真部部長  軍司 敦史 撮影・報知新聞社写真部部長 軍司 敦史

◆両国駅旧駅舎(りょうごくえききゅうえきしゃ) ~ 鉄道と舟運の中継地で物流の拠点


 現在は商業店舗施設の「江戸NOREN」として開業している。1929年(昭和4年)12月に竣工。関東大震災で被災、焼失したことに伴い建てられた。「関東の駅百選」にも選ばれるなど歴史を感じさせる外観で総武線の車内からも目を引く。アーチ形状の窓や大きな時計に特徴がある建物は昔のイメージを残しながら内装等を美化しながら存続している。

 両国駅は1904年(明治37年)4月に「両国橋駅」として開業。主に千葉方面など東側へ走る長距離優等列車の始発駅としての役割があった。両国国技館のある駅北側に貨物ターミナルがあった。隅田川へつながる水路も引かれ、鉄道と舟運の中継地としての機能も果たしており物流の拠点でもあった。その後、総武本線の東京駅乗り入れや京葉線の開業でターミナル駅としての役割は終えた。

 掲載した写真は報知新聞社写真部の軍司敦史部長の撮影による1枚。雨上がりに駅前駐車場の水たまりに駅舎が投影されていた風景をスマートフォンのカメラで撮影した。建物が幻想的にライトアップされており、「逆さ富士」ならぬ「逆さ両国駅」は隠れたフォトスポットだ。
【協力・JR東日本千葉支社】
  
            (網野大一郎)


 

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