【1999年】女子ゴルフ 福嶋 晃子
米２勝の貫禄で堂々としてきた福嶋晃子
ひと回り大きくなって“紅一点”の福嶋が帰ってきた。女子プロゴルファー部門で２年ぶり３度目の受賞。過去２度は国内女子ツアーで賞金女王に輝いてのもの。だが、今年は世界へ飛び出しての活躍を評価され「これまでとは内容が違うので、とてもうれしい」と笑顔を見せた。
今年１月から米ツアーに本格参戦。食生活、文化の違い、何にも増して言葉の壁にぶつかりながら戦ってきた。５月フィリップス選手権でルーキーとしてツアー初優勝に一番乗り。途中、不振が続いたが、８月に一時帰国してリフレッシュすると、１０月には早々と２勝目。日本選手として米国本格参戦初年に２勝を挙げたのは史上初の快挙だ。
開幕前の目標は「賞金ランク２０位以内に入ること」だった。「絶対無理だと思いながら決めた目標だったが、私は一度こうと決めたら、それに向かって突き進むタイプ。達成できて本当に良かった」と振り返った。初めてのシーズンを終えて経験も豊富になり「つらくなったら帰国してリフレッシュして、また米国で頑張るという形にしたい。体力的につらくても、私は精神的に楽な方が成績もいいから」と改めて国内ツアー参戦数も増やすことを公言していた。
◆福嶋 晃子（ふくしま・あきこ） １９７３年６月２９日、神奈川・川崎市生まれ。２６歳。１０歳でゴルフを始め、白鵬女高１年の関東ジュニアでアマ初優勝。日本女子オープンベストアマなどアマ２８冠。９２年プロ転向。９８年には米女子ツアー予選会を５位で通過。プロ通算１５勝（日本１３勝、米国２勝）。１６３センチ、６５キロ。
開幕前の目標は「賞金ランク２０位以内に入ること」だった。「絶対無理だと思いながら決めた目標だったが、私は一度こうと決めたら、それに向かって突き進むタイプ。達成できて本当に良かった」と振り返った。初めてのシーズンを終えて経験も豊富になり「つらくなったら帰国してリフレッシュして、また米国で頑張るという形にしたい。体力的につらくても、私は精神的に楽な方が成績もいいから」と改めて国内ツアー参戦数も増やすことを公言していた。
◆福嶋 晃子（ふくしま・あきこ） １９７３年６月２９日、神奈川・川崎市生まれ。２６歳。１０歳でゴルフを始め、白鵬女高１年の関東ジュニアでアマ初優勝。日本女子オープンベストアマなどアマ２８冠。９２年プロ転向。９８年には米女子ツアー予選会を５位で通過。プロ通算１５勝（日本１３勝、米国２勝）。１６３センチ、６５キロ。