【2015年】ボクシング 山中慎介

4年連続の受賞にチャンピオンベルトを手に大きくジャンプする山中 4年連続の受賞にチャンピオンベルトを手に大きくジャンプする山中
 報知新聞社制定「2015報知プロスポーツ大賞」の受賞者が8日決定。ボクシングは山中慎介(33)=帝拳=が4年連続で大賞を受賞することになった。表彰式は22日、都内で行われる。

 山中がついに“大台”に到達した。都内の所属ジムで吉報を伝えられ、「ボクサーとしての評価が先輩方と並んだとは思わない。ただ、自分がこの位置まで来たことは誇りを持っていいと思う」と殊勝に語った。

 4年連続受賞は、元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高(1977~80年)と、元WBA・WBC世界スーパーフライ級王者・渡辺二郎(82~85年)に続く快挙だ。今年は賞の重みをより厳粛に受け止めている。

 「神の左」と呼ばれる、鋭い左ストレートは今年も健在だった。4月の8度目の防衛戦でサンティリャン(アルゼンチン)を7回KOで沈め、9月のV9戦では元世界王者モレノ(パナマ)と大接戦の末に判定勝利を収めた。「自分の左を当てられず、苦しかった。終盤からは技術よりも気持ちで勝ちたいと必死になれた」。待望だった難敵に競り勝ち、ベルトとかつてない充実感が残った。

 常連の山中は「また、新しい顔ぶれと会えるのは楽しみ」と他のアスリートたちと触れ合える4度目の表彰式を心待ちにする。古びて、味わいが出てきたチャンピオンベルトを土産に、今年も晴れの舞台に立つ。

 ◆山中慎介(やまなか・しんすけ) 1982年10月11日、滋賀・湖南市生まれ。33歳。南京都高(現・京都広学館高)1年でボクシングを始め、3年時に国体優勝。専大を経て、06年1月にプロデビュー。10年6月、日本バンタム級王座を奪取(初防衛後に返上)。11年11月にWBC世界バンタム級王座を獲得し、今年9月までに9度連続防衛中。戦績は24勝(17KO)2分け。身長171センチの左ボクサーパンチャー。家族は夫人と1男1女。血液型B。

◆2015年プロスポーツ大賞受賞者

部門 受賞者 所属 年齢 受賞回数
野球(セ・リーグ) 山田哲人 ヤクルト 23
野球(パ・リーグ) 柳田悠岐 ソフトバンク 27
男子ゴルフ 小平 智 Admiral 26
大相撲 嘉風雅継 尾車 33
ボクシング 山中慎介 帝拳 33 4
Jリーグ 大久保嘉人 川崎 33 3
特別賞 秋山翔吾 西武 27
特別賞 ラグビー日本代表 - -
フレッシュ賞 菊地絵理香 オンワードHD 27 -

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