【2008年】大相撲 白鵬翔
大相撲九州場所の優勝から一夜明け、笑顔で記者会見する横綱白鵬
大相撲部門で２年連続２回目の受賞となった横綱・白鵬は、冬巡業参加中のため表彰式には出席できなかった。１５日は沖縄・那覇空港から空路で宮古島入り。「大舞台に立てず残念です」と申し訳なさそうに話した。式には師匠・宮城野親方（元十両・金親）が代理で出席した。
昨年の式ではボクシングＷＢＣフライ級王者・内藤大助と意気投合。白鵬がボクシングトレ、内藤が相撲のけいこをするなど友情が芽生えた。今回は「ゴルフにハマっているから」と古閑美保との対面を期待していた。古閑も参加できなかったが「会いたかったですね」と、がっくり肩を落としていた。
狙うは３年連続受賞。「今年は（６場所中４場所を制し）充実した１年でした。来年も選ばれるように頑張って、ぜひ式に出たい」若き横綱は更なる飛躍を誓った。
◆白鵬翔（はくほう・しょう） 本名ムンフバト・ダヴァジャルガル。１９８５年３月１１日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。２３歳。宮城野部屋。２０００年１０月来日。０１年春場所で初土俵。０４年夏、新入幕。０６年春場所後に大関。０７年夏場所後に第６９代横綱に昇進。優勝９回。殊勲賞３回、敢闘賞１回、技能賞２回。金星１。得意は右四つ、投げ。家族は夫人と１女１男。１９２センチ、１５４キロ。