【2006年】女子ゴルフ 大山志保
片山（左）と大山（右）は壇上で楽しくトーク
初の賞金女王に初の大賞受賞。大山は“幸せ太り”に陥っていた。「決まったウエアしか入らない。せめて６３キロくらいにはしたい」シーズン前は６０キロだった体重が約６キロも増え、苦笑いした。紅一点は、野球の王監督に「調子を維持するのは大変」と今季の安定した成績を絶賛され、ボクシングの長谷川には「脂もの、炭水化物は取らない。おなかがすいたらガムを食べる。あとはハードなトレーニングをする」と減量４か条を伝授された。男子ゴルフの片山には、探しているマネジャーについて「ゴルフを知りすぎず、英語が話せて信頼できる人間を」とアドバイスされた。
副賞はハイオクガソリン１０００リットル。「父へのプレゼントにいいですね」タクシー運転手の父・晃さんへ、最高のクリスマスの贈り物になった。
◆大山志保（おおやま・しほ） １９７７年５月２５日、宮崎市生まれ。２９歳。１０歳からゴルフを始め、熊本中央女高２年の９４年日本女子アマで優勝。００年にプロ合格。０３年ベルーナレディースで初優勝。今季は８月に（８８年ツアー制度施行後）史上初の月間３勝を達成するなど５勝を挙げ、女子史上最高額の１億６６２９万９５７６円を獲得して初の賞金女王に輝いた。通算８勝。家族は両親と兄２人。１６８センチ。