この人のいい原稿が書きたい
初勝利、初本塁打ものの取材は特に印象に残っています。
25年のドラフト1位・立石正広内野手は怪我が相次ぎ、取材を制限されていたため、1軍初出場、初本塁打を果たすまでに本人にあまり取材ができていませんでした。そんな中、知人を介して立石選手の友人を複数紹介してもらい、無事に紙面に載せられるボリュームの内容を取材できました。その時は必死でしたが、友人から聞く立石選手の話がとても面白く、いい思い出だったなと思います。
下村海翔投手の初勝利も記憶に残っています。入団してすぐにトミー・ジョン手術を受け、約2年間のリハビリを乗り越えて1軍デビューを果たした異色の経歴の持ち主。現場には、下村選手が手術を決断するタイミングから取材されている方もいて、ぽっと出の私には到底太刀打ちできないと思いました。
ですが、実際にご本人やご家族に取材させていただくと、温かい人柄に触れて「この人のいい原稿が書きたい」と強く思うようになりました。周辺への取材にも力を入れ、手術後の腕の写真や幼少期の写真も入手でき、理想的な紙面が作れたのがうれしかったです。


